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三十八日目

拾、終、習、住、重、宿、所、暑

拾

上図は懐素を真似た。まあとにかく、「手へん」＋「合」だ。

終

上図は王羲之を参考にした。「糸」参照。

習

上図は、孫過庭を参考にしたもの。黄緑色・オレンジ色に塗った画が、活字「羽」部分にある「ン」のどちらの画に当たるのかが気になる。唐の草書を見ると、「習」は「羽」の下に「白」ではなく、「ヨヨ」の下に「日」の形であるから、上図のように塗ってみた。

住

重

水色に塗った画が、「日」の横画のどれに相当するのかが悩みどころ。上図は勘である。なお、書道字典を見ると、晋の字に下図のような形が載っていた。

また、「運」参照。

宿

上図は王羲之を参考とした。活字で「百」の一画目の「一」が、「イ」より先に書かれているが、これは以下のような唐の楷書と整合している。

所

所は伝統的にな楷書では、

であり（上図は唐の楷書を参考にした）、現代の活字ではなくこれを使ったほうが 草書を理解するときに都合がよい。

上図は王羲之を参考にしたもの。下図も同じ。この二つは、見かけも筆順も異なるが、省略されている画は同じ箇所である。

下図は懐素を参考にしたが、この字は上の二つとは省略された画が異なる。

懐素には、以下のような形があり、上の形における画の対応を考えるのを助けてくれる。

古くは晋の時代に下の形があり、ずいぶん昔から省略が進んでいたことがわかる。

暑

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