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十八日目

春、書、少、場、色、良、食、心、新

いちばん下の「い」のような部分が「ム」となっている形も多い。上図左ではオレンジと深緑がつなげて書かれているが、上図右では別々に書かれている。これは、下図右の漢の時代の字と矛盾しない。

下は、東晋王羲之を参考にした形。

画の対応は、下図(王徽之を参考)のような形を見て想像したところ。

(しまった、違う字で図を上書きしてしまった。)

下図は王羲之を参考にした形。

下図右はやはり王羲之をもとにしたものだが、これは、(その起筆の場所にもかかわらず)上図右の草書でオレンジ色の一部が楷書四画目の縦画を示しているわけではないと考えた根拠。

下図は唐の孫過庭を参考にした。

上図で、楷書一画目の点の草書との対応については、下の漢の字を参照。

下図は王羲之が書いているものを参考にした。

上図左右の画の対応は、なかなか難しい。

下図左は、漢の時代の字、左図右は王羲之の別の形を参考にした。

上図右は、下図中央の形(やはり王羲之)にもなりうる。下図左は、東晋王献之、下図右はこれも王羲之。下図中央を続けて書いたのが、最初に示した形と考えられる。

下図右はやはり王羲之で、別の形。

[1]は、上図右や最初に挙げた形を潔しとしないらしく、載っていない。[2]は、上図右の系統のものを載せているが、点画の意味がいっそうわかりやすい書きぶりである。

下図は王羲之を参考。

下図は、主に王羲之の字を真似て、上図の形になるまでの変形の過程の想像したもの。

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