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名古屋再生計画

べつに今の名古屋が死んでいるというのではないが、「再生」というとカッコがいいからそう言っておくことにする。

名古屋城爆破&再建

現名古屋城は、鉄筋コンクリートの建物であり、エレベータまでついている。名古屋の小学生からも「ビルじゃん」と馬鹿にされておる。こんなことでは、いけない。

まず、現名古屋城を爆破するというイベントを行うことにする。べつに爆破といっても、さして過激なものではなくて、取り壊しの一方法に過ぎぬのであるが、インパクトは大きいに違いない。テレビで全国・全世界に放送するのである。

次に、ちゃんと木造で再建である。おそろしく金がかかる。百年以内にできればよいという具合でゆるりと再建する。百年かからなくても「百年」と言っておくと、全国の人がその気の長さに仰天する。

現在、内堀に水が入っておらぬ。外堀はもとよりどこにあったのかわからぬ。とにかく、内堀に水を入れる。建物というものは、水があると立派に見えるものだ。

100メートル道路に路面電車

栄あたりを中心として、100メートル道路として有名な道があるが、車線が100メートルあるわけではない。二本の道路の真ん中にほそ長い公園があるだけだ。名古屋人は、信号待ちを嫌って地下を移動するので、あまり親しまれているとはいえないし、たいして自慢にもしていないようである(たぶん)。

この「100メートル道路」の、中心にある公園部分に路面電車を通す。県庁前から大須あたりまで至る。路面電車はなんといっても風情がある。料金は百円以内にすると、買い物客や観光客を中心に利用が盛んになるだろう。

愛知県の歌として「金太の大冒険」を活用

町のイメージは、一にインパクト、二にインパクトである。愛知県一宮市出身の、つボイノリオ氏の作になる「金太の大冒険」をフィーチャーする。テレビで愛知県の映像が映るときに、その音楽が流れるようであれば成功である。歌詞に顰蹙する向きがあるなら、歌詞抜きでフィーチャーする。それでも、必ずや全国の人はその歌詞を知り、音楽を聞くたびに思い出すであろう。

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